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024 やっぱり映画が好き

  • 執筆者の写真: 空苑
    空苑
  • 1月11日
  • 読了時間: 6分


最近映画を観ましたか?

スマホやテレビではなく、劇場で、です。


歳を重ねると、映画館に足を運ぶこと自体が、ちょっとしたチャレンジになりますね。映画大好きの空苑もコロナ前後で映画館に足を運ぶ回数は大きく減りました。


しかし、歳とともにいろいろなアクティビティが制限されてゆく私たちシニアにとって、普通では得難い疑似体験を目の前で見せてくれる映画というコンテンツは、とても大切な娯楽のひとつではないでしょうか。


今回は、やっぱり映画が好き、というテーマでブログを書いてみたいと思います。




ホームシアターを楽しむ老人
generated by Midjourney


  映画への回帰 映画の楽しみ方を再発見 


空苑は音楽とともに映画も大好きです。


特にハリウッド映画の華やかな世界には子供のころからいろんな夢を見させてもらいました。

勉強や、仕事や、いろんなものをサボって、年に何十本も観ました。

忙しくなるにつれ、テレビやビデオで観ることも多くなりましたが、基本は劇場スクリーン至上主義を貫きました。


ところが、ようやくシニア割引の恩恵にあずかる歳になった時はコロナの真っ最中で、映画はもちろんコンサートや舞台などすべての劇場から距離を置かざるを得なくなったのです。


時期を同じくして、2時間じっとしている体力や集中力に不安を感じ始め、はては映画館に足を運ぶことも億劫になり、だんだんとスクリーンからは遠ざかってしまいました。


コロナ禍は、実は映画館から遠のく口実のひとつに過ぎなかったのかもしれません。


このブログの読んでいただいているシニアの方の中にも、気がつけば、映画を観る機会そのものが減ってしまった——という方も多いかもしれませんね。


そんな方にも、そして自分自身にも、もう一度映画の素晴らしさを再認識してほしい、そんな思いをもって書いてみました。




  自宅での映画鑑賞を豊かにする工夫  


コロナ禍の巣ごもり中でも、とにかく映画を楽しめるように、と自宅のビデオ環境を充実させることにしました。

そこそこ大きなモニターと音響設備を揃え、動画配信サービスと契約。

好きな時に、好きな映画を観る、途中でトイレも休憩も自由。


動画配信サービスは最新の映画など一部は有料ですが、基本的には月額料のみで見放題。

お気に入りの飲み物を用意して、照明を落として、少し音量を上げる。

天井から吊るすタイプのプロジェクターならよりシアター感も増すでしょう。


「映画は大スクリーンで観てこそ」という主義の私でしたが、

「これ、もう映画館より快適じゃない?」


そんな感じで、コロナ中はそれなりに快適な、酒と配信の日々でした。


  映画館で味わう、贅沢な時間 


でも、やはり最新のロードショー映画はどうしても劇場に行かなければ観られません。


ということで、2年ほど前に観たい映画があったので、コロナ禍以来久しぶりに訪れた映画館でしたが、そこには自宅ではどうやっても得られない、忘れていた“非日常”がありました。


圧倒的なスクリーンの拡がり、迫力のサラウンド音響、暗転した瞬間のワクワク感、シートの匂い、本編前の宣伝や映画泥棒までもが懐かしくこれはもう、理屈ではありません。


確かに、劇場に足を運ぶのは昔よりしんどいですが、やっぱり

「映画はスクリーンで観てこそ!」

です。


シニア世代には、ありがたいことに割引もあります。 

朝や昼の上映は比較的空いていて、静かに、ゆったりと観られる。

 これは若い頃にはなかった贅沢です。


名作のリバイバル上映も増えています。

若い頃に観た映画を、今の自分の目で観直すのもいいと思います。


同じ作品なのに、若いころには湧かなかった感情、理解できなかった心象。

わたしは、それにハッとした瞬間に、とても変な電流が体に走るのを覚えました。


余談ですが、空苑は歳とともに音楽や映画で涙を流すことが増えました。


涙腺が緩くなったのか、感受性が澄んできたのか、遠い過去へのノスタルジーなのか、何かはわかりませんが。


ほろっと、ではなく号泣レベルまで行くような映画を観た後は、全身をとても気持ち良い疲労感が包む、この感触もまたたまりません。



   映画を「一人で」観るという楽しみ 


さて、私たちの世代にとって、映画は人とのコミュニケーションをはかる重要なツールとしての役割も、持っていたのではないでしょうか。。 

デートだったり、友人との時間だったり、ひとつの作品の空気を共有することで、会話も生まれました。


ただ、私自身は少しばかり人とPOV(Point Of View)が変わっているのかもしれませんが、音楽やファッション、俳優さんの佇まい、背景のセットや最新のSFX、監督やプロデューサー、原作など、いわゆる本筋から“アウトした”部分に心を惹かれることがよくあります。


人からは「そこかよ?」と言われることが怖くて、つい人の意見に意気投合する“フリ”をしてしまうこともよくありました。


最近は、大人になったのでしょう。 同調や迎合ではなく、人の意見に「なるほど」と耳を傾ける余裕も出てきましたが、私の内にある「そこかよ!?」は相変わらずです。


今は、一人で観る映画の楽しさもわかってきました。


友達がいなくなったわけではないですが、誰にも気を遣わず、自由に作品を選び、誰かの評価や感想に引っ張られることもなく、自分の感性だけで味わう、そんな気楽さもまたシニア世代ならではの、静かな贅沢ですね。




   やっぱり映画が好き 


映画は、人生のさまざまな瞬間に寄り添ってくれる存在です。


懐かしい思い出を呼び起こす映画、新たな感動を与えてくれる映画、最新の映像技術を駆使した映画、歴史や文化、社会問題をテーマにした作品では深く考えさせられ、サスペンスやホラーでは肝を冷やし、ファンタジーで童心に帰る――それぞれの作品が、私たちの心に何かを残してくれます。


年齢を重ねるにつれアクティビティが狭くなってゆくシニアにとって、映画が見せてくれる広大な世界や、無限の可能性は、忘れかけていた新鮮な感動をもたらしてくれます。



映画館に行くのが難しい方も、自宅での映画鑑賞を充実させる工夫をすることで、映画の楽しみを再発見できます。


Netflixの躍進で、今後ホームシアターのコンテンツはハード、ソフト両面でどんどん充実していくでしょうし、わざわざ出かける手間や上映時間の制約、料金、他人の目を気にしなくてよいリラックス感などのメリデメ(メリット・デメリット)を考えると、もはや劇場だけが至上の観賞場所ではなくなってくると思います。


映画を通して今を知るもよし、昔を懐かしむもよし。


私も、もう一度映画の乱読ならぬ“乱観”にはまってみようと思います――。



頑張らない、諦めない ハイエイジ、ハイライフ!


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