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014 シニアにこそ優しいChatGPT:暮らしと心を豊かにする10の活用法

  • 執筆者の写真: 空苑
    空苑
  • 8月11日
  • 読了時間: 6分

更新日:8月31日


こんにちは、空苑です。 前回は、ChatGPTの使い方と、今こそ始めるべき理由についてお話しました。


パソコンやスマホですら難しいのに、「AIなんて…」と思う方もいらっしゃるでしょう。 

でも私は意外にも、パソコンやスマホのややこしいアプリよりも、ChatGPTのような会話型AIの方がずっと簡単だと感じています。


実際、かつて苦労して覚えたエクセルやパワーポイントのようなソフトを使った資料も、ChatGPTならあっという間に作ってくれます。 


一生懸命操作を覚えた若い頃のあの努力は、いったい何だったんだろう…と思えるほどです。

さて、前回の「ChatGPTに『こんにちは』と話しかけてみましょう」という第一歩は試してみましたか? そこからどんな会話が広がりましたか?


デジタルの森を歩く男性
generated by Midjourney


  日々の暮らしに役立つ!シニアのChatGPTの活用法10選 


今回は、ChatGPTの無限の活用法の中から、シニア世代の皆さんに特におすすめしたい使い道を、ほんの一部ご紹介します。


1. 昔の思い出話を文章にまとめてくれる

「子どもや孫に、自分の若い頃の話を残したい。でもうまく書けない…」

そんなときはChatGPTに話しかけながらエピソードを伝えてみてください。

回想録やエッセイ風にきれいにまとめてくれます。箇条書きでも大丈夫!


2. 日替わり雑談の相手に

「こんにちは、今日は暑いですね」「何か面白い雑学ある?」

ただの雑談でも、脳の活性化&孤独感の軽減につながります。

気の利いた返答に、思わずくすっと笑ってしまうことも。


3. 孫との会話で最新の流行語やゲームをリサーチ

「今人気のアニメは?」「“推し”ってどういう意味?」

ChatGPTが若者言葉やトレンドを教えてくれるので、会話が途切れる心配もなし。

ちょっとドヤ顔もできるかも?


4. お料理のアレンジ相談

「冷蔵庫に白菜とツナ缶しかないんだけど…何か作れる?」

ChatGPTはあるもので作るレシピも得意分野。

昭和の家庭料理から最新のヘルシーメニューまで、幅広く提案してくれます。


5. スマホ・パソコンの「なんでこうなるの?」窓口に

「急にパソコンの文字の表示が小さくなってしまった」「LINEの通知が消えた」など、人には聞きづらい質問にも、ChatGPTは何度でも親切に答えてくれます。


6. 俳句や短歌、川柳の“文芸仲間”に

「五月雨の……」この後の句をうまく続けて?のようにChatGPTとの共同制作で趣味を深めることも可能。 

「夏の季語を使って5・7・5で」など、細かな注文にも応えてくれます。


7. 昔のあの歌が思い出せない…を解決!

「歌詞に“港”が入ってて、演歌っぽくて、男性歌手で…」

うろ覚えでもChatGPTは、ネットの情報をたどって候補を提示してくれます。

まるで“思い出検索AI”。


8. 話しにくい体の悩みも聞いてくれる

「夜中にトイレが近い」「肩が痛くて寝づらい」 。

人には言いづらいことも、ChatGPTなら真剣に、そっと、丁寧に寄り添ってくれます。


9. 手紙・メール文をきれいに整えてくれる

「伝えたいことはあるけど、うまく言えない…」

そんなとき、気持ちをくみ取って、自然で丁寧な文章に整えてくれます。 冠婚葬祭の挨拶文にも対応できますよ。エピソードを箇条書きにして、「これを盛り込んだ結婚式のあいさつ文を考えて」という注文にも応えてくれます。


10. “言えない本音”の聞き役に

「最近、妻が冷たい」「夫が話を聞いてくれない」

ChatGPTは黙って聞いてくれて、時にはユーモラスに慰めてくれます。

「きっと伝わりますよ」と、そっと背中を押してくれるかもしれません。



  私のブログにもAIが登場しています 


いかがでしょう。まだまだ使い道は尽きません。 

前回お話ししたように、ChatGPTは「超優秀なコンサルタント・アシスタント・パートナー・専門家・医者・メンター」でもあります。


もちろん、ChatGPTの知識のベースはインターネット上の情報の集大成。

ネット情報の最大公約数的なものですが、 その言語能力と柔軟さは、日々膨大なデータから学び、進化を続けています。 


そして——ChatGPTはあなたと対話すればするほど、あなたの思考パターンを学び、理解を深めていきます。



  空苑ブログでのAI活用法 


YouTubeなどでは、「企画 → 作文 → アップ」まで、すべてChatGPTに任せるブログ運営法も紹介されています。 実際、ChatGPTにとって文章作成は得意中の得意。ほんの2〜3秒で仕上げてしまいます。


とってもラクに見えますが…… 

空苑の「私だけのプレミアムイヤーズの作り方」の文章本文は、一からすべて自分で書いています。


ネタ出しはChatGPTに聞きます。 

「シニア向けのブログタイトルをいくつか提案して」と話しかければ、すぐにずらっといくつかの案が出てきます。ただし、情報源はネットですから平均的で凡庸な答えが多いため、結局ChatGPTの案をもとに自分でアレンジしたり、考え直したりしています。


たとえば、第5回の「おかん」なんてテーマは、ChatGPTからは絶対に出てきませんね(笑)。


文章全体をChatGPTに作らせることもできますが、仕上がりを見るとやっぱり「自分のものじゃないな」と感じます。 

ネットから集めた情報を上手にまとめたものであっても、 ChatGPTくんは私が生きてきた60数年間の経験や記憶までは共有していないんです。


「私だけのプレミアムイヤーズの作り方」は「空苑が思ったこと」「空苑なりの人生の処し方」を軸にしています。  だから、内容は私の記憶と肌感覚を切り離せないものですし、文調にも自分なりの「リズム」や「グルーヴ」があって、それは空苑が四六時中考えていること、人との日々の会話、感じた空気などから滲み出てくるものです。

だから、ChatGPTくんが私を“完コピ”することは、まだまだ無理ですね。


ネットのブログを見ても「あ、AIが書いたな」とわかるものが多くあります。

確かに空苑のスキだらけの文章とは違って、完成度が高いのですか、何か違う匂いがします。

将来、AIが私のクローンのような文章を書けるようになるのかはわかりませんが、 少なくとも今はまだ、拙くても自分なりに魂を込めた文章を書いていこうと思っています。古臭いですが。


完成した文章の、誤字脱字、てにをは、YMYL、トンマナ、ファクトチェックなどはChatGPTにお願いしています。 

第一稿が抜け抜けことが多い空苑の文章に対しては、ChatGPTのチェックはとても頼りになります。

不自然な日本語、冗長な表現、誤字脱字、事実と異なる部分などをきっちり指摘してくれます。

その校正をもとに文章を整形したり、「いやこの部分はわざと砕けた表現にしているので」とか「これは空苑独特の造語なので、このまま進めたい」、などChatGTPくんと会話をしながら決定稿に持っていきます。


ちなみにトンマナとは「トーン&マナー」。全体を通して語調や世界観が統一されているかのチェックです。人称の「ぼくわたし」や語尾の「ですます」と「だある」の混在などです。


YMYLは「Your Money 、 Your Life」。

お金、健康、安全など人々の生活に大きな影響を与えるジャンルはとくに慎重・正確・公正に記述しなければならないので、気を付けて、という意味です。


完成した文章の要約やタグも、ChatGPTを相談して作っています。 

またブログ中に入れる画像は、Midjourneyという画像生成AIで作成しています。

「公園を歩く老夫婦の写真を」と指示を出せば、意図にぴったりのビジュアルを出力してくれます。


こうして、自分の文章のアイデンティティや世界観は守りつつ、要所でAIの力を借りることで、作業効率が格段に上がりました。

作家と優秀な編集者、といった関係でしょうか。


しかし、改めてですが… 「自分が新人だったころに、これがあったらなぁ」



  最後に 

2回にわたり、AI・ChatGPTについてお話ししてきました。

やっぱり老後は、煩わしいことはテクノロジーに任せて、綽々と、余裕のある暮らしを送りたいものです。

楽しいことだけしたいですものね。


そんなときの心強い相棒として、ChatGPTをぜひ試してみてください。


無料ですし、始めるのに遅すぎることはありません。

無理せず、楽しく使いましょう。


頑張らない、諦めない——ハイエイジ、ハイライフ。


 また次回!

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