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022 AI時代をどう生きる? “今こそ知るべき”シニアのAI活用

  • 執筆者の写真: 空苑
    空苑
  • 2025年12月21日
  • 読了時間: 5分



  「シニアのAI活用とは? シニアが“今こそ知るべき”ChatGPT最新事情」 


第13回第14回で、シニアにも役立つAI/ChatGPTの活用方法をご紹介しました。


今回はその“おさらい”から始めつつ、前回の記事執筆時点からも大きく状況の変わった2025年末時点での最新AI事情、そして2029年シンギュラリティ問題を絡め、この時代を生きる私たちシニアにとってこれから何が大切になるのか――という視点でお届けします。




断捨離後の部屋
generated by Midjourney



  ChatGPTは“検索のスーパーアシスタント 


以前のブログでも書いたとおり、ChatGPTの魅力は、まず検索力の高さにあります。


従来のGoogleやYahoo!検索が「情報一覧を見せてくれる辞書」だとすれば、ChatGPTは「私の代わりにネットを全部探して、必要な部分だけまとめて渡してくれるコンシェルジュ」といった感覚に近いでしょう。


さらに、文章やメールの清書、誤字・脱字の自動修正などは、まるで国語力抜群の校正さん」。


ニュースや経済、流行情報、料理のアレンジ相談、スマホの使い方までサポートしてくれる点は、「なんでも知っている物知りさん」。


悩み相談や雑談に乗ってくれる一面は、まさに「私専属のメンターさん」と言ったところでしょうか。


ただ“彼(彼女?)”も全知全能ではないようで、時々間違った答えをシレっと出してきます。

健康・法律・お金など、人生の節目の重要な判断は、AIのみに頼らず、複数の情報源で確認する習慣が安全です。



  AIとシニア世代──じつは世代差は小さい 


今年8月の前記事から3か月、AIはその間にも驚くほど進歩し、2025年末の今では、スマホの次に来る「生活インフラ」になりつつあります。


しかも電話 → パソコン → 携帯 → スマホ といった、私たちが経験してきた情報機器の進化とは“桁違いの速度と規模”で、私たちの生活を変えていくと予測されています。


最先端すぎて「シニアには難しいのでは?」と、身構えがちですが、実はAIに関しては最先端ゆえに若い人でも技術そのものを理解している人は少なく、“使う側”のスタートラインにおいては、われわれシニアが大きく遅れを取っているということはないように思います。


私は以前から「ITの進歩はシニアのQOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生の質)を底上げするためにこそある」と考えています。


ただでさえ若い人に比べてハンディのある、シニア世代の、QOLの格差を埋めるためにも、そして情報弱者にならないためにも、AIとの付き合い方を早めに身につけておくメリットは十分にあります。


みなさん、現役時代にWordやExcel、PowerPoint、会計ソフトや画像ソフトを苦労して苦労して覚えた経験はありませんか?私の経験上から言うと、使う側から見たAIは、それらよりずっとずっと簡単ですよ。尻込みせずに使ってみてください。


「第5回 おかん」の項でパソコンを使って趣味や知識の幅を広げる、私の90歳を超えた母親のことを紹介しました。 そろそろChatGPTを教えようかなと思っていたら・・・なんと、自力でもう使っていました。


「教えるも何も、しゃべりかけるだけじゃないの、頼りになるわ、ハハハ」

シニアのAI活用は、この母の言葉に尽きると思います。




  来年以降の展望と「2029年シンギュラリティ問題」 


AIの急速な進化でよく話題に上がるのが「シンギュラリティ問題」。

 “AIが人間の知能を超える転換点(特異点)”とされています。


以前は「2045年ごろ」と言われていましたが、ここ数年の進歩を踏まえ、現在は2029年説が有力です。予測より15年以上早まった計算になります。


今から4年後、いや今からの4年間、どんな激動の変化が起きるのでしょう?

※ちょっとしたTIPS

1984年公開のアーノルド・シュワルツェネガー主演の映画『ターミネーター』で、人類を脅かすAI、“スカイネット”が暴走する未来として描かれているのも 2029年。 40年以上前に製作された映画でこの年代設定は、考えてみれば驚くほど絶妙ですね。


もちろん、AIに支配される世界というのは映画の中だけにしてほしいですが、未来を考えるヒントとしては面白いものです。




  シニアにとっての“安全・安心のAI利用”  


ChatGPTはここ数か月でも理解力と対話能力が格段に向上し、スマホに話しかけるだけで十分使いこなせるほど身近になりました。


2029年以降のAIの自律進化(AIが自分でAIを作り出すような)のリスクを煽る意見や動画も多く出回っていますが、主流の見解は 「AIは今後も人間を助けるツールとして進化していく」というもの。


恐れるより、正しく上手に使う姿勢のほうが人生の質を高めてくれます。


  AIは仕事を奪う? シニアへの影響は? 


AIが仕事を奪う…これも最近よく言われている不安です。

実際、事務作業・データ入力・受付・単純な軽作業は、AIやロボットのほうが早くて正確になってきています。


現役を退いたわれわれシニアとしては、とりあえず“逃げ切れた感”が強いのではないでしょうか。

しかし定年後の再雇用やアルバイトでは、次のような分野において影響は避けられないかもしれません。


・軽作業


・単純なPC入力 


・マニュアル通りの業務 


・店頭での簡易案内・接客


「いざ働こうとしたら仕事がAIに代わっていた」という未来は現実味を帯びています。



  シニアが“AI時代の働き方”で強みを活かすコツ 


明るい話もあります。AIに置き換えられにくい仕事は、シニアが得意な分野と重なります。



・丁寧な接客


・長年の人生経験を活かした指導・助言


 ・一人一人と向き合った相談や地域活動、ボランティア運営 


・人生経験に基づいた、独自性のある創作や発信(文章、写真、音楽など)


など、つまり、シニアの人間力は、AI時代にこそ価値が高まるのです。


そう、どれほどAIが進化しても 人生で積み重ねた“人の勘と知恵”はまだまだAIには代替できません。

あなたの一生分の脳内の記憶をすべてAIに移植することは無理だからです。




  シンギュラリティを恐れず、味方にする 


技術の進歩に不安を覚える気持ちは自然ですが、AIは人を置き去りにする存在ではありません。

むしろ、使い方次第で人生の後半をより豊かにするツールとなります。


私も専門家ではありませんし、いまさらAIを使いこなす、ましてやAIを設計するなどということは考えられません。

しかし少なくとも新しいものをむやみに敬遠しないという姿勢は、

将来、いや近い将来の自身のQOLに決定的な差を及ぼしてくるものと思います。


シニアの皆さんにとっても、今がAIとの上手な付き合い方を始める絶好のタイミング。


AIで楽々スイスイと残りの人生を過ごしたいな、と思う空苑でした。



頑張らない、諦めない、ハイエイジ・ハイライフ!


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